スピオンコップ　ピノタージュ/Spioenkop Pinotage

醸造家クン・ルースが追求する、新次元のピノタージュ – エレガンスと官能的な味わいの融合

美しい紫色の外観。スミレの花やブラックオリーブ、カシス、レッドチェリーの芳醇なアロマが広がる。
ドライアプリコットやシナモンなどのスパイス、そして鞣した革のニュアンスが重なり、より複雑で奥行きのある香りを生み出しています。口に含むと、凝縮した果実の旨みが広がり、明るい酸と繊細ながらもしっかりとしたタンニンがバランスよく調和。スムースな味わいとシルキーなテクスチャーが魅力の官能的なピノタージュ です。

ピノタージュの概念を覆す、新たな可能性
✔ エレガントでバランスの取れた酸とタンニン
✔ 熟成のポテンシャルを秘めた構造の美しさ
✔ ピノ・ノワールのような芳香とフィネスを持つ、新しいピノタージュのスタイル

醸造家クン・ルース氏の哲学 – 頭脳で作る偉大なワイン
スピオンコップの醸造家 クン・ルースは、ピノタージュを単なる力強いワインではなく、ピノ・ノワールに匹敵するエレガンスを持つブドウとして捉えています。

「ピノタージュはピノ・ノワールとサンソーの交配種。その遺伝子的特徴からも、ピノ・ノワールに似たエレガンスを持つ可能性がある。そして、西ケープ州の中でも冷涼なエルギンこそが、この品種の理想的なテロワールだ。」

＜受賞歴＞
✔ ティム・アトキン MW – 95点
✔ クリスチャン・イーズ(WINEMAG.COM) – 95点

＜産地と畑＞ – エルギンの冷涼な気候が生み出すフィネス
南アフリカの中でも 特に冷涼なエルギンに位置する、標高180mの南西向きの畑。
✔ 頁岩土壌 & 粘土質土壌 – 豊かなミネラル感とストラクチャーを生み出す。
✔ 適度な日照と冷涼な風 – エレガントな酸を保ち、果実に純粋なフレーバーを与える。

＜醸造＞ – 細部までこだわり抜いた伝統的手法
樹齢7年のブッシュヴァイン のブドウを18㎏の小箱で手摘み収穫。収穫後、厳しく選果し 8℃の冷暗所で一晩静置。除梗・破砕後、野生酵母で発酵。5日間の低温マセレーションで果実のフレーバーを引き出す。バスケットプレスでゆっくりと圧搾し、一部の樽でマロラクティック発酵（MLF）を実施。フレンチオーク樽で10カ月熟成（新樽比率40%）。
無濾過・澱引きをせず、ナチュラルなスタイルで仕上げる。

＜フードペアリング＞ – しなやかで洗練された味わいに寄り添う料理
・肉料理：鴨などジビエのロースト、ラムチョップのグリル、ハーブを効かせたポークステーキ、
・チーズ：熟成ブリー、エポワス、ウォッシュタイプのチーズ
・ベジタリアン料理：トリュフリゾット、ローストしたポートベローマッシュルーム

＜テクニカルデータ＞
生産者：スピオンコップ
生産国・地域：南アフリカ・エルギン
タイプ：赤・ミディアムボディ
品種：ピノタージュ 100%
アルコール度数：13.5%
内容量：750ml
ヴィンテージ：2019

✨ ピノタージュの新たな可能性を追求し、エレガンスとフィネスを極めた1本。従来の力強いスタイルとは一線を画す、知性と情熱が融合したピノタージュをぜひご堪能ください。

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