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2023/02/12 16:42

1984年、南アフリカ・フランシュック地区にあるロルマラン農園にアントニー・ルパート・ワインは創設されました。


創業者アントニー・ルパートが2001年に他界したのち、2003年に兄ヨハン・ルパート「カルティエ」や「ヴァンクリーフ&アーペル」など高級ブランドを傘下に持つ「リシュモン・グループ」創業者兼会長がその農場と弟の意思を受け継ぎました。

ヨハンは近代的な最先端醸造施設を建設し、西ケープ州の美しいテロワールを表現した高品質ワイン造りに取り組み、南アフリカ屈指のワインエステートへと成長させていったのです。

1968年、アントニーの父、アントン・ルパートレンブラント社創設者がロルマランの農園を購入したとき、ロルマランは既に銘醸地でした。当時、ロルマランで造られていたブランデーと白ワインは南アフリカの初代チャンピオンに輝いています。

1984年、父からロルマランの経営を引き継いだアントニーは、国定記念物として指定されたマナーハウス1811年建設の荘園領主の邸宅とヒストリックセラー1799年建設を復元。1989年、ロルマランのワインは主要な地元のワインコンテストを全制覇。アントニーは2001年、惜しまれつつ帰らぬ人となりました。

ロルマランを継承したヨハン・ルパートは弟を偲んで、地下貯蔵庫を備えた最先端のグラビティシステムを導入したアントニー・ルパート・セラーを建設しました。同年、世界的に高名な醸造家ミシェル・ロランをコンサルタントとして招き、2009年にフラッグシップシリーズ「ANTHONIJ RUPERT」の初ヴィンテージをリリース。

カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン、メルロー、シラー、そしてアントニー・ルパート・ブレンドは、常に米『ワインスペクテーター』誌の90ポイント以上の高評価を得ています。

グレート・ドラケンシュタイン山脈の斜面に位置するアントニー・ルパート・ワインは、ロルマランとアントニー・ルパート・ワインの歴史的な2つの農園で構成されています。

現在、エステートには2か所のテイスティングルーム、最先端技術が備わった醸造所アートセラーが4か所、手入れが行き届いたバラ園、ブドウ畑、歴代のチャンピオンカーが展示されているフランシュック・モーター・ミュージアム、そして、競走馬を飼育しているドラケンシュタイン・スタッド・ファームがあります。すべてにおいて壮大なスケールを誇る、多種多彩な側面を持つこのワインエステートは訪れる人々を楽しませています。



プライベートテイスティングルーム



ヘッド・ワインメーカー、Dawie Botha


ワインメーカー、Mark van Buuren